ディプティックの香水オーデサンス、あの芸能人も紹介した！

今回ご紹介するのは、diptique parisのeau des sens(ディプティックのオーデサンス)です。

日本語にして、感覚の水。

eau des sens画像

他にも訳し方はあるでしょうが、オーデサンスの生い立ちを見ると、この名前が最も特徴をうまく表していると言えます。

ちなみにこちらdiptiqueの公式サイトにて

Winner of Allure Magazine's 2017 Best of Beauty Award.

と書いてあり、2017年にアリュールマガジンベストオブビューティアワードを受賞しています。

オーデサンスの生い立ち

diptuqueはオーデサンスまでは、原料の匂いからアイデアを得て香水を作っていました。ですがこのオーデサンスは違います。

オーデサンスは、

五感の全てを刺激する

というテーマを元に作られました。もちろん香水ですから飲んだりは出来ません。

つまり言い換えると、

嗅覚を通じて、全感覚を目覚めさせよう

ということです。

実はこの香水のラベルですが、optical artに影響されています。

eau des sens前面

optical art

誰でも一度は見たことのある錯覚を引き起こす絵ですね。このようにラベルでもテーマを忠実に再現し、感覚を刺激してきます。

香りについて

はい、こちらがメインの部分です。

端的に言いますと、

シトラスから始まる大人な香り

です。シトラスだと侮ることなかれ。安価なシトラスものとは次元が違います。

まずトップ・ミドル・ラストがどう香るかリストにしましたので見てみましょう。

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右の数字は持続時間です。(体温により変動あり)

最初にビターオレンジの苦みのあるオレンジの香りがグッと出てきます。

一気に香ってくるこの香りがオレンジにまつわる思い出を呼び起こし、ノスタルジックな思いにしてくれます。

これがテーマであった、感覚を呼び起こす、ということです。

次に香るのがオレンジブロッサムとジュニパーベリー。ビターオレンジが消えるとオレンジブロッサムが出てきます。

オレンジブロッサムはフローラルな優しい香りです。

ジュニパーベリーはお酒のジンの香りづけに使われており、スッキリとした冷たい雰囲気をもった香りです。

優しいだけで主張は強くないオレンジブロッサムとそれをしっかりと支えるジュニパーベリーによって、他にはない芯をもったフローラルの香りとなっています。

最後にパチュリとアンゼリカです。

パチュリは墨汁の匂いで単体ではあまり人気はありませんが、時間がたつほどに香りの質が上がる特徴があり、上質な香水ではベースとして頻繁に使われている香りです。

アンゼリカは万人受けするような甘い香りです。

ミドルでは芯があったフローラルの香りが、アンゼリカの甘さによって少しずつ柔らかく広がっていき、パチュリの香りと交わりながら消えていきます。

読んで思ったかもしれませんが、複雑です。言葉で説明しようと思うとこうなるほどに複雑です。

それほどまでに香りと香りが絡み合うことで、

数多く生産されているシトラス系の中で唯一の立ち位置を築いているのです。

ちなみに春夏が絶対にお勧めです。やはりそこはシトラス系ですからね。

では次にどのような人向けなのか、見ていきましょう。

どんな人が似合うのか

大前提として、自分が好きならそれが一番あなたに合っている香水です。

これは忘れてはいけません。

では似合う人について。

箇条書きにしますと、

シトラス系は好きだがありきたりじゃ嫌な方
大人な雰囲気を持っている方
就寝用の香水が欲しい方

といった方々にオススメです。

シトラス系ですが多くのひねりが加えられているので万人受けというよりは、

他人と同じじゃ嫌だ！

という方にオススメです。

20代後半以降ならどんな方にも似合うでしょう。

若い方ですと大人な雰囲気があるなら問題ありません。

また、柑橘系ですのでリラックス効果があります。寝るときのお供としてオススメです。

ちなみにユッキーナこと木下優樹菜さんがinstagramにて紹介されていました。

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♥️すき♥️だいすき♥️ #diptyque

yuuukiiinaaaさん(@yuuukiiinaaa)がシェアした投稿 - 2018年 8月月5日午前1時20分PDT

商品レビュー

他の方々の感想も載せておきます。

私これ苦手です！JMのオレンジブロッサムにも似てますね。
ディプティックの方が優しく柔らかに香る気がするので少し甘めのような...
オレンジブロッサム特有の香りがちょっと苦手です( T∀T)
だけど明るくて活発な印象になる素敵な香りですね

夏にしろ冬にしろ乾燥した日ならOK。ただし、きちんと感はないので仕事には向かないし、アロマティックすぎて食事の場にも合わない。もっぱら寝るとき専用。でもこれをつけるとよく寝られる気がするし、なんやかんや50ミリ使いきりそうだし、好きな香水。

柑橘系というかネロリの香りなので、割とある香り系統だとは思うんです。
でも、最初にパーンと出てくるオレンジの花の香りのあと、
徐々にビターオレンジの苦みやパチュリの香りが出てきて、香りが変わってくる。
ひねりがあって、やっぱりありそうでない香りだと思うんです。
あと意外だったのは、周りの人からすごく好評だったこと。

それに持続時間も比較的長く、自分では午後は香りしないと思うのですが、
すれ違い様にいい香りがすると言われ、これまたびっくり。
ネロリ系とか柑橘系の香りって、飛びやすいというのがイメージだったので。

お出かけする時はあまりピンと来なかったのに、寝る前につけるとあら不思議！
めっっっっっちゃくちゃ落ち着く最高の香りだーーーーーー！！！！！！
寝香水の王って感じで、最近毎日つけてます。

シトラス系の香りってちょっとバスクリンぽい硬さとか科学的な香りを感じ取ってしまうことが多くて苦手だったんですが、こちらは全然大丈夫でした。

シトラス系ですが、レモンの雰囲気はあまり感じず、苦味のあるオレンジの皮のような香りがします。
でもそれは付けたての30分ほどでしょうか？
そのあとは、オレンジの香りをバックに、なんとも言えないまろやかなフローラル、スパイスの香りが見え隠れします。
かといって、決して騒がしい印象はなく、馥郁とした豊かな爽やかさが漂い続けます。
もう、本当にこれさえあれば良い！！と言ってしまいたくなる程に大好きです。

人によって多少の違いはありますが、概ね似ていますね。

こちらが香水の100mlです。